マッサージ等による事故

■マッサージで起きてしまう事故
マッサージでは残念ながら事故が起きてしまっています。「事故」と聞くと大きなものなのではないかと思う人も多いかもしれませんが、事故の種類も様々です。

まず多いのがちょっとしたトラブルではありますが、マッサージの際、「もっと強く」とお願いした所、想像以上に強くマッサージされる事になってしまったがために体が大変な事になってしまったという声は実はとても多いと言われています。

マッサージを行う側としても慎重に行っているのですが、お客が「もっと強く」と言えば従わざるを得ません。

ですが、マッサージは施術中よりも施術が終ってからしばらく経った方が体に影響が出るとも言われています。

そもそもマッサージによる疲労回復は血行不良を起こしている原因であるコリをほぐす事で血行を良くする狙いもあるのですから、ある程度「時差」のようなものがあって当然ではあります。

ですので、マッサージを受けるのであれば痛いのではなく、「普通かな」くらいに思う加減で行われるのがちょうど良いのです。物足りないと思って力強く行うよう指示しても、後々大変な事になる可能性が高いですから、その点は実は気を付けなければならない部分でもあるのです。

また、部位による「事故」も見受けられます。特に多いのが首近辺です。

■デリケートな部位
首はとてもデリケートな部分です。首には様々な神経が流れています。

胴体と頭を繋ぐ大切な部位で、そこには血管や神経など様々なものが集約されていますので、首に衝撃が走ると鞭打ちになってしまったりと、首はとにかく敏感な部分なのですが、首の疲れを訴える人はとても多いです。

長時間モニターを見ていればどうしても首は疲れてきますし、仕事を行う以上、どうしても首への負担は避けられないものですからマッサージに於いて首を重点的に行って欲しいとする声が多いのも解らない話ではないのですが、首はデリケートですから、ちょっと強くマッサージすると何らかの影響が出てしまうケースも珍しくないのです。

自分自身で首を弄る程度であれば問題ないでしょう。何せ自分の首なのですから力加減は解るものです。適度に行っておいた方が良いというのも当たり前と言えば当たり前ではあるのですが、他人から行ってもらうとなるとさじ加減がなかなか難しいのです。

それでいて疲れが溜まる部位ですから、先の話ではないですが「もっと強く」と要求し、首でありながらかなり強めにマッサージしてもらい、結果、体に異常が出てきます。

このような「事故」も多いと言われています。首がどれだけデリケートな部位なのかは他ならないマッサージ師が一番理解しています。そのため、首を重点的にマッサージして欲しいという要望であっても、首は多少緩やかにマッサージするものなのです。

でなければ大変な事になってしまいますから。だからこそ首が疲れている人は首に対して「もっと」といった思いを抱いてしまうですが、それはとても大変な状況を招いていると言っても過言ではない状況なのです。

このように、マッサージによる事故はお客自身が招いている部分もありますので、マッサージを受ける際には物足りないと思っても闇雲に力強く行うようリクエストするのは控えるべきです。マッサージ師もそのくらいは解っているのですから。